2019年3月:ケーブルラックシステムの耐震性検証実験
(東工大・同済大など多数の企業や大学との国際共同、
大型振動台実験@中国上海の同済大学)
電気配線用のケーブルは結構重く、束になると規模の大きい建物では100kg/m以上になったりします。地震でそれが落ちたら大変なことになるため、その耐震性を検証する実験を行っています。そのような検証は海外でも必要性が高まっており、国際共同研究として中国上海にある同済大学で振動台実験を行いました。実験ではケーブルの代わりに鉄筋を用いています。
実験1 よくみるとケーブルラックが3本あります。それぞれ違った耐震要素がついています。
実験2 ケーブルラックが水平に曲がったり、鉛直に立ち上がったりする場所に着目した実験です。
同済大の構造実験施設。日本の大学と比べると、格段に規模が大きいです。
実験後には上海市内を観光しました